箱根駅伝シューズ着用率、アディダスが連覇 2位はアシックス
出典:日本経済新聞電子版
1/2・1/3に行われた日本のお正月の風物詩である箱根駅伝、皆さん1度は観たことがあると思います。
毎年わたしはTVで観て応援していますが、毎年観ていると気になることがたくさんあります。
例えば、各監督の激励が上位チームと下位チームでは違う気がする、選手が付けているネックレスみたいなものは何だろう、
など、選手の身につける物にも注目しています。
今年の箱根駅伝では、シューズの勢力図が大きく変わりました。
今年はアディダスがトップ、次いでアシックス、ナイキと、複数メーカーが競い合う結果になりました。
かつては厚底シューズで市場を席巻したナイキがほぼ独占していました。往路の5区、山上り区間で圧倒的な走りを見せ、従来の区間記録を約2分近く上回るタイムで区間新記録を樹立した黒田朝日選手が履いていたシューズもアディダスの「ADIZERO TAKUMI SEN 11(アディゼロ タクミ セン 11)」というモデルだったそうです。
この変化の背景にあるのは、技術開発の積み重ねだと思います。
選手たちは宣伝ではなく、「本当に速く走れるか」「自分に合うか」でシューズを選びます。
つまり、製品そのものの完成度が、結果として数字に表れているということです。
アディダスは軽量で伸縮性に優れた新素材を使ったシューズを投入しました。
アシックスも、世界で最も軽い厚底ランニングシューズとされる「メタスピード レイ」を開発し、選手から高い評価を得ています。
アシックスの広田社長は、「世界水準で戦うランナーに選んでもらえる高機能シューズの開発をさらに加速させる」と話しています。実際、元日に行われたニューイヤー駅伝では、アシックスがトップシェアになったとも言われています。
この変化は、トップアスリートだけの話ではありません。
箱根駅伝で活躍したシューズは、市民ランナーにも影響を与えます。
つまり、私たちが将来履くランニングシューズも、こうした競争の中で、より軽く、より速く走れるものへと進化していくのです。箱根駅伝は、単なる大学駅伝ではなく、メーカーの技術力が試される舞台でもあります。
来年は、選手の走りと同時に、その裏にある技術やものづくりにも目を向けてみようと思います。
