手形・小切手、全銀協が電子交換所を終了へ 27年4月に
全国銀行協会は紙の約束手形、小切手を決済する電子交換所の運営を2027年4月に終了する。
26年に全廃を目指す政府の方針に沿った動きとなり、月内にも電子交換所の運営の終了を決め、公表する。今後は決めた期日に金融機関の間で代金を自動送金する「電子記録債権」など電子決済手段への移行を促す考えだ。
手形、小切手を通じた決済を続ける商慣習は根強く、電子決済への移行は当初の全銀協の計画に比べ遅れが指摘されてきた。
約束手形は企業間取引の代金決済方法の一つで、将来の代金支払いを約束する有価証券を指す。
受取人は指定された期日以降に金融機関に手形を取り立てに出し、現金に換金できる。経済成長期には手元資金に余裕のない発注企業の資金繰りに役立ってきたが、近年は入金の遅さなど紙媒体に依存した決済の弊害が目立っていた。
弊社もこの流れに則って昨年より前出のでんさいでの代金の支払いや受け取りを開始しました。
始める前はやたらと解読の難しい文章やシステムの流れの把握に億劫になっておりましたが、実際始まってみると不慣れな部分はありますが、今までこれに必要な様々な手続きや作業がオンラインで出来るようになった為とても便利になりました。
しかしながらこの作業の際に必ず出てくるのが詐欺や情報漏洩等のによる犯罪に対しての注意喚起のメッセージです。
このような進化する利便性の裏には必ずリスクの変化や影響があることを忘れてはなりません。経理の仕事には会社の金庫番という役割もあります。大事な資産を守り運転させるための知識をしっかり身につけなければと身の引き締まる思いをする記事となりました。