睡眠障害 診療科名への記載要望 日本睡眠学会、厚労省に
不眠症や睡眠時無呼吸症候群に悩む人は、まずどの診療科に向かうかの判断に迷うかもしれない。
精神科、呼吸器内科、耳鼻咽喉科――。こうした悩みの解決につながるかもしれない要望書が、大型連休中に厚生労働省に提出された。
日本睡眠学会は4月30日、「我が国における睡眠医療体制の最大の課題は、どこを受診してよいかわかりにくいことだ」と訴えた。
医療機関の看板などに内科や精神科などの診療科名と併せて記載できる用語に「睡眠障害」を加えるよう求めた。
これに対し厚生労働省は19日の参院予算委で、医療機関の診療科などとして看板などに記載できる名称に「睡眠障害」を加えることの是非を医道審議会で検討すると明らかにした。石破茂首相は「標榜によって適切な医療が受けられることには意義がある」と話した。
私自身最近はそれほど寝つきに大きな問題を感じることはありませんが、それでも日中のパフォーマンスや集中力には、睡眠の質が大きく影響することをよく実感しています。
仕事では、限られた時間の中で効率的に成果を上げる必要があるため、いかに脳と身体を休めて万全の状態にできるかが重要です。
また、自分の周りにも睡眠に悩む人は意外と多く、集中力の差や朝の立ち上がりの違いなどからも、生活の質に関わっていると感じます。
だからこそ、「どこに相談すればいいかわからない」という現状が少しでも改善され、早い段階で適切なサポートが受けられる体制は非常に意味があると思います。
健康である為の根本的秘訣を見てみると拍子抜けするほどシンプルなことばかりです。
その一つ、よく眠る。しかしそれが難しいとなった時の解決の糸口の窓口として、今後、医療機関で「睡眠障害内科」などが標榜されるようになれば、問題のある人が適切に動きやすくなり、結果的に社会全体の生産性の底上げにもつながると期待しています。
人生の1/3は睡眠時間。生きていく為とはいえ、どうせならその睡眠時間もより良い眠りの時間に変えることができれば心身ともに好循環をさせることができると思いました。
そして、睡眠障害で精神科に行くと今後の生命保険請求や生命保険申込に支障がでる可能性が高いので気を付けなければ。と思いました。