「多忙な日本」家計圧迫 総菜依存でエンゲル係数G7トップ
消費支出に占める食費の割合「エンゲル係数」が日本で急伸し、主要7カ国(G7)で首位となっている。
身近な食材が値上がりし、負担が家計に重くのしかかる。
実質賃金が伸び悩むなかで仕事と家事の両立に課題を抱える共働き世帯は、家事の時短のため割高な総菜など中食への依存が強まる。支出に占める食費の割合が高くなりやすい高齢者の急増も係数急伸の背景だ。
生活の質の劣化が懸念される。生活の質を保つ策はあるのか。
エンゲル係数とは消費支出に占める食料費の割合で19世紀に法則が発見された。
生存に必須の食料への支出割合が高ければ通常、他の支出は細る。一般的に所得が上昇するにつれ、この割合は低下するため「生活レベルの高低を示す指標と考えられる」現在の日本ではこの割合が28.7%となっている。
研究員は企業や政府も含めた「実質賃金の継続的な上昇と生産性向上の取り組み」の必要性を指摘する。
「生産性の真の意味合いの整理から始めるべきだ」と訴える。
効率よく働くことで長時間労働を是正すれは、短い時間で今と同じかそれ以上の所得が得られる。
時間的な余裕が増えれば割高な中食に頼らなくてもすむ。
自炊を楽しむこともできる。エンゲル係数の急伸は食にとどまらず、働き方を含めた日本人のライフスタイルのあり方を問いかけている。
一般的にエンゲル係数が上がるということは、支出全体に占める食費の割合は増えるということで、他のことにお金を使えなくなることで貧困化の上昇としてとらえられています。
悲しいことに現在の日本では、たとえ節約のために自炊に切り替えたり、食事のクオリティを下げてみて食費を抑えようとしても、そもそもの物価高等の影響でエンゲル係数が右肩上がりになっており、更に自炊をするのに必要な水道光熱費もこれにおいても同様です。
日本は生きていくのにいっぱいいっぱいな状況になりつつあるのです。
もしも今後この状況が良くならないのであれば自分の出来ることとしては作り出した余暇や時間を使いことで支出を抑え、
嘆くだけでなくその状況を受け入れながら楽しむ位ですが、
この余暇があることでずいぶんと心のゆとりを持てるような気がします。
作業効率を良くすることでタスクを順序よく整え、持ち時間いっぱいに働き充実した気持ちで帰宅し次の日への活力に変えられるように仕事と家庭のサイクルをうまく調整できるよう邁進したいと感じました。