配車アプリUberがウェイモと提携
アメリカのウーバーテクノロジーズは、アルファベットの子会社で自動運転技術を開発するウェイモと提携すると発表しました。
限られた地域ではありますが、ウーバーの利用者がアプリによってウェイモの自動運転車両を呼べるようにします。
また、料理宅配ウーバーイーツのサービスでもウェイモを利用できるようにしていくとのこと。
ウーバーはかつて自社でも自動運転技術の開発を手がけ、ウェイモとは競合関係にありました。
ウーバーは16年、ウェイモの元幹部が設立した自動運転トラックの開発企業、オットーを買収しましたが、オットーの創業者とウーバーが機密情報を盗んだとしてウェイモ側が提訴しました。
ウーバーが2億4500万ドル相当の同社株をウェイモ側に譲渡することで18年に両社は和解しました。
一方、その後のコロナウイルスの感染拡大で主力の配車事業が低迷し、ウーバーは20年末に自動運転の自社開発から撤退し、21年にオーロラ・イノベーションに売却した経緯があります。
タクシードライバーとイーツの配達人が減ることになり、職業がAIに取って代わられるリアルな記事だと思いました。
ただ、支配としてはまだ人間がしていると言えると思います。
人工知能が人間の知能と融合する時点、簡単に言えば人間がAIに抜かれる点、シンギュラリティは2045年にくると言われる一説があります。
シンギュラリティの考え方は賛否両論です。「ロボットには独立した目標及び欲求がない」ため、AIの能力はあくまで人間のためにあるとして、人工知能と人間を同一視する考え方を否定する方もいます。
また、人間がAIを上回る以上進化しないとは言い切れないと思います。上手な共存方法の模索が必至だと感じます。