EVや半導体など5分野、政策支援を集中 法改正で明記へ
経済産業省は5日、電気自動車(EV)や半導体など重要物資に対して税優遇などの政策支援を集中するために、対象分野を法律に明記する方針を示した。産業競争力強化法を改正し、政府が重点支援する分野を位置づける。2024年の通常国会で改正を目指す。
企業による生産や販売計画を政府が認定したうえで、支援策を講じる形を想定する。
対象は①EV・蓄電池②半導体③再生可能エネルギーを使って生産した鉄の「グリーンスチール」④植物や廃棄物などからつくる化学製品の「グリーンケミカル」⑤再生航空燃料(SAF)――の5分野にする。
5分野を巡っては、政府・与党が24年度税制改正で国内での生産量に比例して税優遇する新たな仕組みを創設する方針だ。米国や欧州も大規模な政府支援で民間投資を促しており、日本でも税優遇と法改正によって民間投資を後押しする。
この記事を読んでグリーンスチールというものが気になり調べてみたところ、
鉄を製造するにあたり二酸化炭素の排出をゼロもしくは大幅に削減出来るらしく、将来的には目指す姿かもしれないがグリーンスチールを製造するにあたり、鉄の中の不純物が取り除けなかったり、製造コスト自体掛かってしまうなど課題も山積みのようだ。だが国としても民間投資も後押しする方針のため、
ウチに例えると鋳物を作る佐賀鋳物、その鋳物を加工、組立する新倉工業も政府支援を活用しSDGsに取り組んだ新たな製品やPRが出来たらいいな。と思う記事でした。