AIの新ルール
21日、アメリカのバイデン大統領が、AIに関する新たなルールの導入で開発企業7社と合意したことを受け、
官房副長官は「民主的価値に基づく人間中心かつ信頼できるAIの実現に向けた、広島AIプロセスの前向きなインプットとして歓迎している」と述べた。
と言う報道を見て私は、マイナンバーカードでのトラブルが多発している中、AIの世界的な活用は慎重に考えていかないと怖いな。と思いました。
AIの活用がますます進んでいる現代社会において、ルールの導入は非常に重要だと思います。AIは私たちの生活に大きな効果をもたらす一方で、悪用される可能性もあると思います。例えば、個人情報の盗難や虚偽情報の拡散など、AIが悪意を持つ人々に利用される可能性がある以上避けなければなりません。そのため、適切なルールが整備されることは喜ばしいことです。
私は、ルールの導入により、AIの倫理的な使用が保証されることも大切だと思います。
AIには意思決定の能力はありませんが、プログラマーや開発者の倫理観によって変わると考えます。
しかし、人間による判断には主観性が存在するため、AIの倫理的な使用を保証するためには明確なルールが必要です。例えば、暴力的なコンテンツの自動生成や、社会的に受け入れられない行為を防ぐためのルールです。
また、ルールの導入により、AIの活用が公正で平等なものになることも期待されます。AIは大量のデータを分析することで情報を取得し、それに基づいて意思決定を行うこともあると思いますが、そのデータは必ずしも公平なものとは限りません。
例えば、偏ったデータを用いてAIが判断を下すことは、差別を助長する可能性があります。なので、公平性を保つためには、ルールの導入が不可欠だと思いました。
一方で、ルールの導入にはいくつかの課題も存在します。例えば、AIの発展は非常に速いため、既存のルールが追いつかない可能性があります。最近、こどもの夏休み課題を見ていたら、作文や日記等、文章に関する課題に対してChat GPTは使用しないように。と言うルールを複数見かけました。実際使用して提出したとしても判断が付かないのでは。と思いました。この既存と発展のギャップで起きる適用範囲や具体的なルールの作成について迷いが生じることも考えられます。そのため、専門家や関係者との議論や意見交換だけではなくAIは国境を越えて利用されるため、国際的なルールの統一が必要だと思いました。
このようにAIはメリットもデメリットも両方持ち合わせているので、発展に合わせた柔軟なルール作りとAIを最大限に活用できる社会を目指すことが大事なのだと感じました。