林官房長官、ガソリン補助の縮小うけ「国民の不安払拭」

林官房長官は記者会見で、ガソリンの価格高騰を抑える政府の補助が同日から縮小されることを受けて「不安払拭に努めたい」と述べ低所得者向けの給付金や交付金などを周知し、物価高対策に総合的な対応を取ると強調した。

政府は2022年から石油元売りへの補助金を通じて価格を抑えているが24年12月に1リットル175円程度の小売価格が180円まで上がり、今回の縮小で185円程度までさらに値上がりした。

また補助に関して「一時的・緊急避難的な対応」と話し「冬場に一気に補助を終了すると流通に混乱が生じかねないことなどを勘案し、24年12月から今月にかけて2回に分けて段階的に補助を引き下げた」と説明。

ガソリンの暫定税率の廃止をめぐり「引き続き協議すると承知している。政府として協議が進められることを期待する」と語った。

ツッコミどころが満載な長官の発表ですが、かくいう自分も自分やその組織へメリットのあることへのアクションはすぐ取り組むのに対し、逆の立場のことは何かと言い訳を付けて先延ばそうとするのは政府と変わらないと気づかされました。

有言実行は簡単ではありませんがこの政府よりはまともな働きをしなければと思った記事でした。