日本人の十八番? イグ・ノーベル賞

人々を笑わせ、そして考えさせるような研究に対して贈られる「イグ・ノーベル賞」が米ボストン大学で発表され、
日本の農業・食品産業技術総合研修機構の研究者らが生物学賞に選ばれた。

研究テーマは、牛にシマウマのような白黒模様の色を塗る効果について。

なんと、日本人の受賞は19年連続である。

受賞論文の題名は、「シマウマのような縞模様を書いた牛がハエに刺されないようになるかを調べた研究」。具体的には、黒毛和牛に白いスプレーで幅4~5cmの縞模様をつけ、通常の黒毛の牛、黒いスプレーで塗られたホルスタイン牛の3種を比較。

牛の右半身についたアブやサシバエの数を調べたところ、通常の黒毛の牛は平均128匹、黒く塗った牛は111匹だったが、シマウマ模様の牛は55匹にとどまった。吸血昆虫を近づけないことで痛みやかゆみのストレスが減り、牛の発育に好影響があると期待されるとのこと。

先ほども述べた通り、日本人は多くのイグ・ノーベル賞を獲得している。

イグ・ノーベル賞は、今年で35回目なので受賞率は54%に上る。

因みに過去の受賞テーマとしては、2024年 生理学賞 「お尻から呼吸する能力があることを発見」や2020年
音響学賞 「ヘリウムガスを使うとワニの唸り声も高くなることを発見」など笑えるものもあるが、
2022年 工学賞 「つまみを回すときの直径と指の本数の関係を研究」には、人間工学に基づいた、用途に合わせた必要な設計を考えさせられ、2014年 物理学賞 「バナナの皮を踏んだ時の摩擦係数の大きさを計算」は、KYTやヒヤリハットにも発展しそうだ。

僕にとってイグ・ノーベル賞は、一見荒唐無稽に見える行いも欲求の原点、目指すべき先を見失わなければ、「成果」として得られると感じさせてくれたもの。
今まで、いろんな職場・職業を経験してきて、もちろん、好き勝手やって痛い目をみたことも数知れないが、実感としてそうだと感じている。

これからの業務も目指す先を見失わないよう、品管としてこうありたいという欲求の赴くままに邁進していこうと考えさせられるのだが、
皆さまは、いかがだろうか。