日本とEPA交渉 意欲

日本とイスラエルは2022年11月、経済連携協定(EPA)締結に向け、ある、共同研究を開始することで合意しました。

と言う報道を目にしました。

イスラエルのバルカト経済産業相は、日本の自動車などの工業面には高い品質と生産力があると認めたうえで、イスラエルの人工知能(AI)技術などで日本企業と相乗効果を生み出せると考えております。

イスラエル側が人工知能(AI)を強みとして強調する背景には、イスラエルでの人工知能(AI)を活用したデータの蓄積と、蓄積したデータをスタートアップ企業が活用できる体制を整備していることが挙げられます。

具体例として、医療体制への人工知能の活用をご紹介します。イスラエルでは全市民に加入義務のある「健康維持機構」が個人の医療記録を蓄積し、ビッグデータをAIで分析することにより、創薬のコストや所要時間を大幅に短縮することに成功しております。

今後、イスラエルでは「生命科学・医療」「農業・フードテック」「ハイテク」「砂漠・気候」「防衛」「先端製造業」「観光」の7分野の産業を重点的に育成する案を示しました。

それぞれの産業ごとに市場開拓や投資促進を調整する担当官を置き、外国企業がイスラエルで台頭するスタートアップ企業との情報交換や投資を効率的に進める窓口になるとみております。

イスラエルのバルカト経済産業相はこの計画には今年の第4四半期にも全面的に動き出すとしており、4億シェケル(日本円にして約150億円)の予算を充てると明らかにしました。

 

この記事を読み、日本がイスラエルの政策や戦略をここまで共有してもらえる関係になっていることに驚きました。

このような関係になれたのは日本が培ってきた製品の品質が世界的に認められてきた証であると感じております。

また事業や仕事、社会的な仕組みへの人工知能(AI)技術の活用事例は近年よく耳にするようになりましたが、今現在、世界的に人工知能(AI)技術の発展は各国でどのような状況になっているのかがわからないため、調べてみました。

非常に人工知能(AI)を活用した取り組みが多かったため、一部に絞りご紹介します。例えば英国では医療分野と渋滞緩和のため、ドイツでは製造業と交通分野を中心に人工知能(AI)導入が進んでおります。

EU全体で各国の取り組みを相互に補完しながら導入を進めているとのことでした。

仕事においても、常に自分が完璧と慢心することなく取り組んでゆくことはもちろん、日本とイスラエルの関係やEU各国のように、今後も各部署とのコミュニケーションや連携を意識して、高い品質、信頼につなげられるよう取り組んで参ります。