新米の出荷価格、新潟コシヒカリ22%高 他産地にも波及
コメの最大産地である新潟県のJAグループは農家から買い上げる24年産の集荷価格を大幅に引き上げる。
産地を指定しない一般コシヒカリは60キロ1万7000円と前年比3100円(22%)高い。
上げ幅は23年産(200円高)から拡大する。
JAにいがたが県内の各農業協同組合に通知した。コメが店頭で品薄になるなど足元の需給逼迫に加え、高止まりする生産コストも考慮した。最大産地の大幅な値上げは、他の産地の買い取り価格に影響を及ぼす。
新潟県の水準を受け、北海道や秋田県、山形県など主要なコメ産地も概算金の引き上げに動く見通しだ。
JA関係者は「概算金を決める上で新潟県の価格は参考になる」と話す。
収穫された新米は9月下旬以降、本格的にスーパー店頭に並び始める。
例年以上に高い値段で販売されそうだ。
新潟産コシヒカリの取引価格は現在、2万8050円程度と平成の米騒動(最高値5万2500円)以来の高値だ。
食品スーパーなどの店頭価格も上昇している。5キロ入りの商品がなくなっていたり、購入数量を制限したりするケースがあるなど、品薄感が目立つ。
コメの不足感から新米への引き合いが強まっており、流通量の多くを占めるJAグループも大幅な値上げでコメを確保する狙いがある。
先日行きなれたスーパーを訪れた際いつものお米のある商品棚が空になっており、さとうのご飯などのパック入りの商品が並んでおり、ぞっとしました。
世界的な気候変動による降水量の変化や異常な高温などで私たちの食に影響が出ている実感はありましたが、お米がないのをみるとさらに強く実感します。
新米が並び始めても価格は高騰することが予想できます。物価高が続く中お米の高騰はかなり厳しいものがあります。
また異常気象による災害なども近年は目立ち、世界的に環境保護が課題となります。
個人レベルではなかなか出来る事がありませんが造船業界では新燃料による温室効果ガスの削減が世界的な動きになっております。
新燃料関係の製品を販売することで会社に貢献することはもちろんですが、環境保護にも貢献していきたいと考えます。
普段の業務の中でなかなか実感する場面は少ないですが、私たちの仕事が地球環境の保護につながると考えるといつもと違う目線で仕事も出来るのではないかと考えさせられました。