工場・ビルの太陽光発電、買い取り価格3倍に 期間は短縮
新年あけましておめでとうございます。
本年も宜しくお願い致します。
レアな長期連休があっという間に明け、本日より業務開始でございます。
では早速コラムをお楽しみください。
「工場・ビルの太陽光発電、買い取り価格3倍に 期間は短縮」
経済産業省は太陽光発電の事業者向けの給付制度について、発電量1キロワット時あたりの金額を現状の3倍程度に増やし、給付期間を4分の1程度に短くする。2026年度にも実施する。
太陽光パネルなどの投資回収を短期間で終えられるようにして、再生可能エネルギーの導入拡大につなげる。
一方、太陽光パネルの廃棄処分について懸念するものがありました。
経済産業省の資源エネルギー庁の発表では2040年には太陽光パネルのゴミが大量に出てくるという予測のもと、処分方法から費用の捻出などが公表されています。
実に悩ましい事に、クリーンエネルギーと言えど環境や人に無害である訳ではない様です。
太陽光パネルには、パネルの種類によって、鉛、セレン、カドミウムなどの有害物質が含まれており、本来は水漏れをふせぐ設備のある「管理型最終処分場」という場所での埋め立てが望ましいとされています。
しかし、現状では処分業者ですらそれらを正しく把握できておらず、
昨今の大地震や大規模水害の際に発生した太陽光パネルの廃棄処分が進んでいないとの記事もありました。
もとの記事は再生可能エネルギーの導入拡大を伝えていましたが、それは情報の断片であって反対側からのぞいたら、また違った見え方がするものです。
衆院選の自民党大敗もトランプ氏の大統領再選もニッサン自動車の大量リストラ発表も、多角的な視点から本質に近づいていくことが重要だと思います。