原発処理水の海洋放出、24 年度は5 万トン超 東電HD

東京電力ホールディングス(HD)は

25 日、福島第1 原子力発電所にたまる処理水の海洋放出について、2024 年度は7 回に分けて5 万4600 トンほどを放出
すると発表した。

処理水をためたタンクのうち20 基程度を解体する。

24 年4 月から25 年3 月にかけて流す。

処理水に含まれる放射性物質のトリチウムの総量は14 兆ベクレルと見込む。

年間上限の22 兆ベクレルを下回る。

6回目と7 回目の間に点検する。

東電は23 年8 月に処理水放出を始めた。

23 年度は4 回で計3 万1200 トンを放出する計画だ。

これまで3 回で計2 万3351 トンを流しており、2 月下旬に4
回目の放出を控える。

東電は24 年度に処理水用タンクの解体に着手することも明らかにした。

タンクを解体して敷地を空けることで廃炉作業を円滑に進める。と言う内容の記事を目にしました。

この記事からSDGsなど環境への取り組みをしている中で、

それしか方法が無いのかもしれないが逆行した取り組みにも思える。

こうした事で中国は日本からの魚介類の輸入を止め、日本側としては安全性に
問題がない。

と言っても小名浜沖でとれた魚を食べたいかと聞かれると、

放射性物質が上限を下回っているといえど日本人である我々も抵抗はあるだろう。

今では落ち着きつつあるが、震災があった当時は福島でとれた米をセシウム米
なんて呼ばれた事もあった。
今後、世の中は2050 年までにカーボンニュートラルに対応していかなくて
はならないが、先の問題だけではなく現状起きてしまっている放射性物質など
の処理なども考えてビジネスに出来たら国からの需要があるのではないか。と思いました。