原子力規制委員会とは 強い独立性、原発再稼働を審査

原子力規制委員会とは東京電力福島第1原発の事故を受け、2012年に発足した原子力発電所の安全審査を担う独立機関で、国家行政組織法3条に基づく「三条委員会」として行政に対して強い独立性を与えられており、震災後に停止した原発を電力会社が再稼働させるには規制委の安全審査に合格する必要がある。

規制委は委員長と委員の計5人の合議制で規制の基準作りや再稼働審査などを進める。メンバーには原子力工学や医学などを専門にする大学教授や研究者らが就いている。

政府は中長期的なエネルギー政策を示す「エネルギー基本計画」を2024年度内に見直す。

2040年度の電源構成を議論するが、現行計画では2030年度時点で原子力の割合を20〜22%に増やすと掲げている。

電力会社が規制委に申請して再稼働を目指す27基がほぼ全て動く前提の数字だが、現在再稼働できたのは12基にとどまっている。

よく選挙の公約などに原発の再稼働の是非を掲げられますが、私は再稼働について賛成派です。

理由は電力の安定供給に必要だと思うことと稼働せずに停止しているだけでもコストが掛かるからです。

調べてみたところ静岡県・御前崎市にある浜岡原子力発電所の維持費が停止から10年で1兆円にも及んでいます。

電力の安定供給が改善されれば、現在高騰する電気料金の歯止めにもなるはずです。

しかし、メリットばかりではなく当然リスクがあります。

原発再稼働のリスクは「安全性」「労働者の被ばく」「放射性廃棄物の処分」などが挙げられます。

現在停止中の原子力発電所ではこのリスクがメリットよりも大きい為、稼働に至らずとなっております。

我々の仕事にもリスクはつきものです。リスクを最小限にし、最大の効果が得られることがベストなのはわかりますが、失敗やミスを恐れ、挑戦や成長を止めてしまうのは停滞を意味すると思います。周りの人が前に進んでいるなか、自分だけ立ち止まっていたら置いていかれてしまいます。

大切なのは「正しく恐れること」だと思います。

必要以上に怯えることなく、且つ失敗しない為の準備や予測を怠らない。そうして培われた経験が前に進む推進力になると思います。

唱和にある「たくさん失敗してすぐに次の挑戦をする」を実行していきます。