九州電力、長崎県の石炭火力でアンモニア混焼試験
九州電力は30日、石炭火力の松浦発電所2号機(長崎県松浦市)で、
燃料にアンモニアを混ぜて燃やす試験を11月2日に開始すると発表した。
発熱量ベースで0.1%に相当するアンモニアを混ぜる。九電の石炭火力発電所でのアンモニア混焼試験は2カ所目。アンモニアは燃焼時に二酸化炭素(CO2)を排出せず、石炭火力発電の脱炭素化につなげる。
松浦発電所2号機の出力は100万キロワット。
混焼試験は1週間程度実施する。石炭に1時間当たり約330キログラムのアンモニアを混ぜて、燃焼によるボイラーの温度や圧力、設備への影響を確認する。
九電は2030年までに火力発電の燃料に水素1%、アンモニア20%を混ぜて燃やす技術の確立を目指している。
23年4月には石炭火力の苓北発電所1号機(熊本県苓北町、出力70万キロワット)で九電初のアンモニア混焼試験を実施した。
発電所だけではなく、プラント業界、海運業界も新燃料の案件が増えてきており、実際に新倉工業にも引き合いは頂けている。
ただ既存の製品では対応出来ない事も多々あり、なかなか実績も作れずにいるのも現状だ。新倉工業は発電所でも多くの実績がある。舶用でも陸上でも競合メーカーはあるが、
先に実績を作りシェアを広めたいところではあるが現状は費用や時間を多く要するため、
課題も沢山だが実績を作れば案件は更に広がる可能性があるため、
新倉工業も新燃料をプロジェクト化し、片手間ではなく専任部署を作ってもやるべき事業ではないかと感じる記事でした。