メタの新アプリ「Threads」開始2日で7000万人登録

日本経済新聞2023年7月8日 6:56より抜粋

「アメリカのメタが始めた短文投稿サービス「Threads(スレッズ)」の登録者がアプリ公開から2日間で7000万人に達した。

マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)が7日、明らかにした。同社は米国時間5日(日本時間6日)にツイッターによく似たサービスの提供を始め、動向が注目されている。

ザッカーバーグ氏は7日朝のスレッズへの投稿で「我々の期待をはるかに超えている」と述べた。

同アプリは米国時間7日午後の時点で、米アップルのアプリストアで無料アプリのダウンロード数で1位となっている。

米調査会社データエーアイによるとスレッズは公開日の5日、ソーシャルメディア分野のアプリダウンロード数では世界18カ国で首位だった。

スレッズは最大500文字までの投稿が可能で、ツイッターと同様に返信や転送ができる。英語や日本語を含む約30言語で利用でき、100を超える世界の国・地域で提供している。

ログインにメタが手掛ける画像共有アプリ「インスタグラム」のアカウントを使い、インスタですでにフォローしている利用者をまとめてフォローする機能を用意した。インスタ利用者という既存の基盤を生かして素早いサービス立ち上げを狙っている。

ツイッターは米起業家のイーロン・マスク氏が運営会社を買収する前の2022年4〜6月時点で、世界に約2億4000万人の利用者がいた。度重なる仕様変更などでツイッターの混乱が続くなか、スレッズは登録した利用者をサービスに定着させられるかが焦点となる。」

このThreadsは、ほとんどの機能がTwitterと似通っていて、試しに私も登録してみましたが、アカウントがInstagramに紐付けされている以外、ほぼTwitterと同じ仕様のように感じます。

今、日本で主に使われているSNSには、大まかですが年齢層によって使い分けがされています。

そんな中でFACEBOOK、Instagramを運営している、I T大手のメタがついにTwitterのカバーしていた分野にまで手を伸ばしてきたというのは、かなりの衝撃でした。

あまりにも今までのメタの扱ってきたS NSから、利用者層も炎上リスクも違いますので、新たな挑戦となるのか無謀な挑戦となるのか、世界が注目しています。

Twitter社は、Threadsリリースの直後、メタに対して訴訟を起こしており、それ次第によってはサービスの停止も起こり得るとのことですが、各SNSの固まった風潮から逸脱できるのであれば、乱立するのもいいのでは感じます。