ネクスティ、ゴミ回収の水上ドローン開発 燃料電池搭載
豊田通商グループの電子部品商社、ネクスティエレクトロニクスは13日、港湾や池に浮かぶゴミを回収する水上ドローンを開発したと発表した。
市販のドローンを改造し、電源をリチウムイオン電池から燃料電池に置き換えた。
今後、自治体などとの実証実験を経て実用化をめざす。
水上ドローンはコントローラーで操作し、ペットボトルやレジ袋などの浮遊物を集めて回る。
1回あたり約80リットルのゴミを回収できる。燃料電池型ドローンは稼働時に二酸化炭素(CO2)を排出せず、航続距離も既存製品の2倍に延ばすことができるという。
水上ドローンには、ネクスティが販売代理店を務めるシンガポール企業の燃料電池を活用している。
ところで、最初のドローンが誕生したのは、今から80年以上前のこと。
第二次世界大戦の際に、イギリスとアメリカで本格的な研究が始まって、開発された無人飛行機が現在のドローンのルーツです。イギリスは1935年に無人飛行機の飛行に世界で初めて成功しました。
開発の時期からわかるように、目的は軍事利用でした。搭載した爆弾を爆発させて敵機を撃墜することが、最初のドローンの使命だったのです。
産業用ドローンは今や測量や調査、巡回検査を行うツールとして活躍しており、エネルギーインフラや気象環境、物流、農林水産業などの分野で利用されており、現代の私たちの生活を豊かにしていますが、その起源が戦争の為で、現在もその技術によって命を落としている人がいます。
戦争を知らない私はその恩恵側しか注目していませんでした。
逆に宗教的な信仰や長きにわたる国同士の争いによる恨みによる殺し合いをする人達やそれに巻き込まれ苦しむ人たちは新しいテクノロジーの発達や環境問題などを考える余地はありません。
ただその瞬間を生きるだけしかないのです。皮肉なことです。
ありがたいことにその余地のある人間として生きるからには地球規模の問題に興味や関心を持ち、
自分がそれに少しでも参加する使命感を持たなければと思いました。