コメ不足「9月ごろ解消」 坂本農相、備蓄米放出は慎重

坂本哲志農相は記者会見で、小売店などでコメが品薄になっている問題について、新米が出回る9月ごろに解消するとの見通しを示した。政府の備蓄米の放出に関しては市場への影響が大きいとして「慎重に考えるべきだ」と述べた。

足元の状況を巡っては、8月は在庫が最も少なくなる端境期であることに加え、南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)や台風により買い込む人がいたことが影響したと説明した。

2024年産米は順調に生育しており、一部地域では出荷が始まっている。

年間出荷量の4割程度が出回る9月にかけてコメ不足は順次解消していくと語った。「必要な量だけ買うなど、落ち着いた購買行動をお願いしたい」と呼びかけた。

政府の備蓄米に関しては、大阪府の吉村洋文知事が、農林水産省に放出を求めた経緯がある。

農水省は不作になった場合でもコメを安定して供給できるよう100万トンの備蓄米を持っている。

私はこの記事を読み、この様な事態になる前に備蓄米を出すべきだと思いました。

9月には順次解消していくと言っても、現状は米が品薄になっており消費者は米を求め押し寄せて今以上に不足するのではないかと私は考えます。

米は日本人にとってとても親しみのある食べ物で、それがなくなるかもしれないとなれば米の争奪戦が起こるのは目に見えています。

そんな事態に備えて必要に応じて備蓄米を出し国民を安心させることが大切なのではないかと感じました。

今後この令和の米騒動がどのように収束するのか、または政府がどの様な対応を取るのか非常に気になる記事でした。