イタリア×日本「余り生地」で4万円スカート、若者に反響
京都市に拠点を置くファッションブランド「renacnatta(レナクナッタ)」は、イタリアで暮らした経験を持つデザイナーの大河内愛加氏が手掛ける。
素材として活用するのは、印刷ミスなどでデッドストックとなったイタリアのプリント生地や、従来に比べると生産量が落ち込んでいる伝統工芸の「丹後ちりめん」など。
「使われなくなった」生地や「作られなくなった」技術に新たな感覚を掛け合わせ、日常着などとして提案する。
スカートは1枚4万円ほどと決して安くはないものの、都内で開いた1日限定の販売会には主に20代から40代の女性が大勢詰めかけた。
レナクナッタはホームページなどで商品の背景や歴史、つくり手などを紹介している。
ブランドやそれぞれの商品が持つストーリー性が顧客からの支持につながっているようだ。
renacnattaが提案するウェディングドレスは一生もの。
西陣織で作ったセットアップのドレスは、挙式のあとも人生の大事なライフイベントごとに着て欲しいという願いを込め「一生着られるウェディングドレス」と名付けられました。
結婚記念日に、お子さまの入学式。人生には、結婚を起点にさまざまな節目が訪れます。
トップスとスカート、2ピースのセットアップになったドレスは、人生の特別なシーンにあわせ単体で纏っていただけるデザインで、その日、その場所の光によって浮かび上がる、上品な光沢感がたのしめます。
伝統の深さや職人の技術が印象的でした。
中でも美しい模様や色彩の多様性が魅力的な日本の文化の中に、芸術作品としての価値も感じました。
同じように長く使えるという点では、わが社の製品も同様だとおもえました。
皆さんにとっては、小さいことかもしれませんが、数多くのフィルター類に使用されているグランドパッキンが新型として供給可能となったとき、これからは供給ができると安堵したと同時に、作る技術があるのはわが社の強みであると、改めておもいました。なぜなら、私が入社してから、初めてのことだったからです。
今はわかることは少なく覚えるのに精一杯ですが、様々なことを吸収し技術集団の仲間入りができるように精進していきたいと思いました。