「5分で避難、全員無事「奇跡じやなく訓練」

 

能登半島地震、5分で避難、全員無事「奇跡でなく訓練」という記事を目にしました。

能登半島先端部に位置する石川県珠洲市三崎町では、

地震と津波で壊滅的な被害を受けた。約40世帯90人ほどが暮らす町であり、地震から

間もなく津波に襲われ、多くの住宅が倒壊

それでも大半を高齢者が占める住民は5分以内に高合に達難し全員無事だった。

「この地震なら津波がくる」。この町では東日本大震災をきっかけに、大地震と津渡を

想定した訓練を年に数回続けてきた。元旦に襲ってきた地震。揺れが収まると荷物を持た

ずに、体一つで坂道を上り高台の集会所に向かった、

近所同士で声を掛け合い、足の悪い人を背負うなど協力。地震から5分ほどで全員が高

台にある集会所に到着すると、まもなく津波が到達した。過去の訓練では毎回時間を計測。

住民は、地震当日強い揺れにパニックになり冷静に考えられなかったが、自然と集会所へ

足が向いた。避難後、地区を襲う津波を高台から眺め、「すごい速さで来ていた。普段訓

練をしていなかったと思うとゾッとする。住民全員が助かったのは「奇跡でなく訓練がいきた」と話している

私は、改めて避難訓練の重要さを感じました。30年以内に、80%の

確率で必ずくるといわれている南海トラフ地震。前回の富士山大噴火は、南海トラフ

地震の1か月後に起きています。最新の研究で、噴火の空白期間は過去5000年で、現

在までの300年間が最長であり、いつ噴火してもおかしくない状況と報告。3世紀の間

にマグマが溜まっている可能性が高く、次の噴火は大規模になる覚悟が必要であると警鐘

をならしています。御殿場市は溶岩流、雪山時の噴火直後、時速60キロで襲ってくる融

雪型火山泥流に備えなければなりません。防災グッズを揃えるだけでなく、実際の避難訓

練も踏まえ行動に移していかなければならないと思えた記事でした。