「日本の供給網に影響ありうる」 貨物船拿捕で経産相

西村康稔経済産業相は20日の閣議後の記者会見で、イエメンの親イラン武装組織フーシによる日本郵船が運航する自動車輸送船バハマ船籍の自動車輸送船「ギャラクシー・リーダー」の拿捕(だほ)に関し、日本のサプライチェーン(供給網)に影響が出る可能性があると述べた。

エネルギー安定供給にはただちに影響は出ないと説明した。日本郵船は「拿捕されたのは事実。乗組員の安全を確認中」とコメントした。乗組員はブルガリア人、フィリピン人など25人で日本人はいないという。

西村経産相は船が拿捕された海域について「スエズ運河を介してヨーロッパと日本を結ぶ航路で、自動車をはじめとしたさまざまな物資が運搬されるルート。サプライチェーンを含む日本経済に影響を及ぼしうる」と指摘した。

エネルギー関係では日本が輸入する原油のタンカーや液化天然ガス(LNG)を運ぶ船はあまり航行しない海域だとし、現時点で日本のエネルギー供給に大きな影響はないと言明した。他の海域に波及する可能性も念頭に状況を注視するとしている。

この記事を読んでまず思ったのは宗教同士の戦争で巻き込まれてしまっているため、まず早く自由になる事を願うのと同時にこのギャラクシー・リーダーという船は日本郵船という日本の企業が所有する船ではあるが建造された所がポーランドのため新倉製製品は搭載されていないと思われる。

そういったところでも日本の造船所でのシェアはあっても海外でのシェアに関して言うと皆無に等しいため、過去には新倉KOREAがあり現代重工や三星重工など取引先もありましたが、やはり造船国1位と2位の中国、韓国などで新造の実績を作るべきではないか。と改めて考えさせられる記事でした。