「咳」で分かる感染症 米NPOがAIアプリ開発
米国のNPO法人ヴィルファイは、スマートフォンで「咳の音」を録音し、AIで感染症を判定するアプリの実証実験を始めた。
新型コロナやインフルエンザなど、感染症ごとに異なる咳の特徴を解析する仕組みだ。
開発背景にあるのは、コロナ禍で社会問題となった検査不足。
PCRや抗原検査は精度が高いものの、医療従事者が必要で人手不足が課題となった。
ヴィルファイは世界中から2万人以上の咳の音のデータを集めて周波数などに分解し、AIで感染の有無を推定する技術を開発。
現在はデータを25万人分に増やして精度を改良し、実証試験では抗原検査と同程度の約8割の精度を確認した。
日本では、福井や福岡で大学・高齢者施設と協力し、毎日の健康管理や感染症の早期把握に活用できるか検証を開始。
将来的には地域の感染動向調査やイベント会場での簡易検査への応用を目指す。
新型コロナの反省を踏まえて、病院や検査機関へ行かずに手軽に感染の有無を判定するための技術開発が世界で活発化しており、ドイツのヴュルツブルク大学ではガムやキャンディーの「味」で感染を判定する技術も開発されている。
どちらの研究も共通して、いつでもどこでも自分だけで検査ができる点だけでなく、痛みや怖さが伴わない点も非常に魅力的であると感じました。
手軽な検査であっても、インフルエンザの、あの鼻が痛くて涙が止まらなくなる検査のようなら子供はもちろん大人だって躊躇してしまいます。
病院にかかる前に、精度は高くハードルは低い検査が徹底されれば、医療機関への負担も大きく減ります。
新型コロナ流行の際、私の周りの医療従事者はほぼ休みなく働き、流行がおさまり人々の活動が活発になってもしばらく制限された生活を続けていました。
周囲がマスクを外し旅行や外食にいそしんでも、自分たちがかかるわけにはいかないという使命感のもと慎重に行動する姿勢を尊敬すると同時に、責任感の強い一部の人だけに負担を押しつけるような、自分たちは自由を謳歌して何かあったら彼らのお世話になるというような状況に申し訳なさも感じました。
日々の業務でも同様に、文句も言わずがんばる人・仕事が早く効率的にこなせる人ばかりに負担が集中してしまうような状況を作らず、
誰がやっても同じスピード・同じクオリティを保てる仕組みを作れないかと考えさせられた記事でした。
