「成長戦略」
高市早苗首相はこれまでの政府会議の名称や大臣の肩書を一新すると表明しています。
具体的には岸田政権、石破政権時に続いていた「新しい資本主義実現会議」の衣替えになるとのことです。例えば、経済政策の司令塔となる経済財政相の肩書は「日本成長戦略担当相」に変わります。会議の名称・肩書の一新には、成長戦略を重視する姿勢を前面に出すことで、政権の看板と印象付ける意図があるようです。
高市首相の所信表明からは、安全保障などの観点から国内外のリスクに対応する「危機管理投資」や「積極財政」といったキーワードが浮かび、人工知能(AI)、半導体、造船、航空宇宙産業など戦略的に重要な分野に思い切った投資をし、数年後に回収する計画でいるようです。
しかし、これらの政策や改革の実現には壁もあります。例えば、ガソリンの暫定税率の廃止に対しては代わりの安定財源の確保策を用意する必要があります。また、高市政権が目指す労働時間規制の緩和に関しては日本労働組合総連合会から反発の声が上がっています。
その他にも、様々な意見や要望がありますが、悪影響を避けつつ社会や経済に必要な改革を進められるか、高市首相の指導力が試されることになります。
私は今年の参議院選挙直後から、政治家の発言や発信をあまり積極的には聴こうとしておりませんでした。
なぜなら、政治や改革による恩恵を感じる機会があまりにも少なく、「期待するだけ無駄」「どうせ嘘しかつかない」と政治家の言うことや政治そのものを信用できなくなっていたためです。
高市政権の支持率の高さ、イメージの良さをニュースやSNSなどから個人的に感じたことが今回、久しぶりに政治・政策が関連する記事を読んでみようと思うきっかけとなりました。
ここ数年の政治には政治家が自分の利権ばかりを追い求めているような印象があり、失望を通り越して諦めの気持ちを抱くことが多くありました。大臣や会議の名称変更も数年たってから「やる意味があったのか?」と言われることがないような、意味あるものになると良いなと感じております。この記事で成長戦略としての造船業への投資に触れられていたことで、舶用製品を取り扱う会社の一従業員として、政治戦略への参画を意識するきっかけになりました。
すべてを政治に期待するわけにもいきませんが、今後の政治や政策を意識して自分の業務にどんな意味を持たせるのかを考えながら仕事をするのも楽しそうだと感じた記事でした。
