海底ケーブル異常、AIで迅速検知 総務省が開発支援
総務省は海底ケーブルを人工知能で監視するシステムの開発に乗り出す。
故障箇所の特定に現在は24時間程度かかっているのを1時間に短縮する。
国際通信の基幹インフラの異常を素早く検知できるようにする。不審な切断が世界で相次ぐ状況をにらみ、安全保障の強化を急ぐ。
近く企業の公募を始める。2028年までの4年間で数十億円を補助する。商用化に向けた実証支援も視野に入れる。
海底ケーブルについての補足情報ですが
海底ケーブルは、日本と世界を結ぶ国際通信の重要なインフラです。
スマートフォンやパソコン、携帯電話などの電波やWi-Fiでつながるネットは、海底ケーブルによって海を渡って国境を越えています。
動画投稿サイトやクラウドサービスなどの膨大なデータ量とスピードを確保するために、国際通信の99%を海底ケーブルが担っています。
2021年現在で世界中には447本の海底ケーブルがあり、日本には22本あります。
いまやインターネットは必需品となり、通信が切断された場合の影響は計り知れません。
この記事で海底ケーブルの重要性を知ることができました。
それと同時に考えたのは、水道管の老朽化です。
1月28日に発生した、埼玉県八潮市の道路陥没事故はいまだに終息していません。
これをきっかけに全国各地の上下水道管の緊急点検が実施され、水中ドローンの活躍なども報道されていました。
普段、目にすることができないが機能しなくなった場合のリスクが甚大であるという面では海底ケーブルも水道管も等しいのかと思います。
それ以外にも電気やガスなどのライフラインも該当します。
当たり前の様にそこに存在するモノは実は当たり前ではなく、絶え間なく供給されるサービスを利用させていただいているに過ぎません。
それぞれの業務においても、当たり前のようで実は当たり前ではない事や物があると思います。今一度見渡して視て、認識を改めてみてはいかがでしょうか。