静岡県知事選挙 各地で出陣式

 

静岡県知事選が9日に告示され、立候補した新人6人が県内各地で政策を訴え始めた。

同日で辞職した川勝平太知事が4月に辞職願を提出してから5月26日の投開票まで異例の短期決戦により15年ぶりに県政を担う新たなリーダーを選ぶ。

選挙戦は主要政党の推薦や公認などを背景に、立候補者のうち総務省出身で元県副知事の大村慎一氏、前浜松市長の鈴木康友氏が軸なるとみられる。

両陣営の出陣式には与野党の国会議員や県中部・西部の財界関係者が駆けつけ、国政や地域色も色濃く映した。自民の城内会長は「与野党対決ではない」と出陣式で改めて強調したが、衆院の3補選で自民が全敗した後の注目が高い地方選挙であり、国政の行方に与える影響は少なくない。

投票率も注目される。リニアが争点だった前回知事選は53%だったが、17年と13年の知事選は50%を下回った。県では沼津市出身の俳優、磯村勇斗氏を選挙啓発キャラクターに起用して幅広い年代の投票を呼びかける。

それぞれの主張はあるもののドーム球場以外の争点は原発問題・リニア問題などでは大きな違いは無く、東部伊豆地方をどれだけ取り込むかが当落の分かれ道となるようです。またこうした選挙自体その候補者の後ろ盾となる党がないと同じ土俵に立つのが厳しいのも現実ですが肝心の後ろ盾も昨今のニュースなどを見ると、ない方がいいのではないかとも思えます。

結局のところ県知事は県民が決める事なのに中央政治の代理戦争となってしまい誰の何のための選挙かがわかりません。

このような選択肢の中では「誰になっても一緒」と思う国民の声が投票率の低さにつながっていて、それはまた国民の政治に対しての意識の低さを投影させているように思います。

しかし各々が国民としての意見を投じるあたり政治に参加することで自分たちの将来に興味・関心とそれを選ぶ責任感を持ち、社会に参加することにつながると思います。

そもそも私は知らないことが多いから漠然と不満しか言えないのかもしれません。

自分たちの将来を憂うだけでなく良くするため・知るためにもしっかり投票に行きたいと思います。