横浜家系ラーメンのギフトHD、アジアでFC展開
日本経済新聞 2023年1月25日 21:00 より抜粋
「横浜家系ラーメン店などを運営するギフトホールディングスは、アジアでフランチャイズチェーン展開を始めました。現地企業と連携し、「Machida Shoten Phuket」をタイのプーケットに開きました。コスト負担の少ないフランチャイズ契約を通じて、タイの現地企業と契約。タイの有名な観光地であるパトンビーチの周辺で、日本の店舗では扱っていない寿司ロールなども販売する予定です。すでに出店しているアメリカで人気のメニューを扱い、アメリカの観光客も取り込みたいとのこと。ギフトホールディングスはアメリカなどに約20店舗あるが、海外で1000店舗の展開を目指しています。海外の現地企業を探す人材が不足していたが、22年に専門チームを立ち上げており、現地企業の開拓を急いでいます。」
この記事を読んで、多くの企業が海外進出を行っていく中、成功するポイントは何だろうと思いました。人口減少や景気低迷から海外に活路を求める企業は少なくないです。昨今は世界で日本食、和食がブームとなり、ブランドとして確率されてきています。JETROの調査では海外6都市の500人に実施した好きな料理の第1位が日本食だったという結果があるようです。イメージでは現地よりに味を調整しローカライズすることが大事なことか考えていましたが、日本でなじみのある大戸屋は日本と同じ食材にこだわり、本物の味を食べられる店としてタイでは富裕層に人気で高級店として定着しているそうです。もちろん現地の文化や習慣を大いに取り入れローカライズすることも重要ですが、固定観念に縛られないケース毎の新たなブランディングが成功の秘訣のようです。共感できる社会的な目的をしっかりと持っていてブランディングできるかどうか大きな別れ道です。製品の販売についても意識していきたいなと感じました。