筋肉質な企業
筋肉質の企業
コロナがもたらす力は感染力だけではない。事業展開を模索し筋肉質に生まれ変わる。
コロナウイルスの感染拡大深刻な問題を抱えています。
このままコロナウイルスが長引くと中小企業同士の新たなM&Aが進む可能性があります。
コロナウイルスが発見された頃の3月初めの時点で影響は1年以上続くと見切り、不採算店舗や事業を整理した企業もありその後の初めての緊急事態宣言以降は、アパレルや、飲食、観光分野で事態は深刻化しました。
時間差で製造業や他の業種に広がっており多数の企業が被害を受けた。
医療分野でも個人規模の医院では感染症対策の設備導入が想像以上に大きな負担になっています。そのため現在では管理部門の見直しや業務の見直しも行われている。
事業転換を試みる企業も増えてきているので、リモートを取り入れたり宣伝費を削減したりするだけでなく、事業の総廃合や企業のM&Aが進み新たな業界再編の兆しが見えてきています。
もしコロナ禍が企業に良い影響を与えるとすれば危機だからこそ、ぜい肉を落とし、筋肉質に生まれ変わろうとする動きです。
リモートワークが前提となる時代には、会社と社員の関係性も変わらざるを得ません。
評価や給料を時間ではなく、成果で測る動きはますます強くなる。それでも経営者は社員に対して絶えずにメッセージを発信する必要があり特に中小企業ではそれが大切。
私は、企業のぜい肉が落ち筋肉質になることの良さと厳しさを感じました。
前職ではフルコミッション制で勤務していたので、仕事をすると給料がもらえて仕事とは呼べない程度だと給料が貰えない。と言う分かりやすい環境におりました。
緊張感をもって勤務することができておりましたが、現在では固定給なので、仕事をしっかりやっても多少手を抜いても、お給料が変わらない。と考えてしまいがちです。
人間は楽をすることが好きなので、楽にしていても固定給がもらえる。
とは思わずに常に緊張感をもって、仕事をしていきたいと思いました。